*味付ゆでたまご製造工場



味付ゆでたまご製造工場


・平成17年10月11日にJR駅の売店KIOSK(キヨスク)などで販売され、全国的に有名な味付ゆでたまごである「マジックパール」を製造、販売している(株)第一ポートリーファーム(本社:岩手県岩手郡玉山村)の見学、取材が実現しました。
・ここでは、第一ポートリーファームの保有している養鶏場の一部と味付ゆでたまご「マジックパール」製造の様子を見ていきます。(*2005.10.20追加)


@ 本社養鶏農場(その1)







第一ポートリーファームの本社農場GPセンターです。
ここでは、約50万羽の鶏が飼育されており、もう1ヶ
所ある「はまなす農場GPセンター」と合わせると、約
100万羽を飼育しています。























A 本社養鶏農場(その2)







ウインドウレス鶏舎の棟が並んでいる様子です。
各鶏舎にあるクリーム色のタンクは、飼料タンクです。


























B 本社養鶏農場(その3)







鶏舎を横から見たところです。
奥行きは50m近くあり、1鶏舎に約3万5千羽の鶏
が飼育されています。

鶏舎には、自動給餌装置、自動集卵装置、乾式自
動除糞装置、自動空調管理システム等が備えられ
ています。





















C 本社養鶏農場(その4)







この農場には、ウインドウレス鶏舎とセミウインドウレ
ス鶏舎の2つのタイプの鶏舎群があります。
この写真は、セミウインドウレス鶏舎群の様子です。

























D 本屋養鶏農場(その5)







この農場は「インライン」と呼ばれる方式で、各鶏舎
とGPセンター(洗卵選別包装施設)がコンベアで結
ばれていて、産卵されたたまごは直接、GPセンター
まで運ばれて処理されます。
(自動集卵設備)























E 本社養鶏農場(その6)







農場の中央にあるGPセンターの建物です。
この中では、毎時7万5千個の処理が可能な「GP
マシン」(洗卵選別包装機)が稼動しています。

第一ポートリーファームでは、直営自社農場で採卵
されたたまごのみを使用して「マジックパール」(味
付ゆでたまご)を製造しています。

この農場では、一般のパック卵や箱詰め卵も出荷し
ています。


















F 本社工場(加工場)全景







加工卵工場(味付ゆでたまご製造)の全景です。

ここでは、味付ゆでたまご「マジックパール」をはじめ、
温泉たまごの製造も行っています。
























G 加工場入口







加工場の入口です。
入室にあたっては、着替え、キャップ(帽子)の着用、
手洗い、消毒を経て入ります。

























H 透光検卵







製造工程の最初に行われる「透光検卵」の様子です。
加工場に搬入されるたまごは、GPセンターにてマシン
で検査済みですが、加工前にここで再度、人の目によ
るチェックを行います。

暗室で、下から光を当てて、たまごのカラにひびの入っ
た「ヒビ卵」や血液の混入した「血斑卵」などがないかを
検査します。




















I ボイル工程(その1)







味付け工程(調味液に生たまごを一定時間浸して、
浸透圧作用により、殻付たまごの内部にまで味を
付けます)を経たたまごをボイル用のケースにセット
している様子です。
























J ボイル工程(その2)







写真手前にある部分は、積み上げ途中の段階です。
右奥の上に白い「重し」の乗ったケースのブロックは、
たまごのセットが終わり、ボイルされるのを待ってい
る状態です。
























K ボイル工程(その3)







写真右奥にあるのがボイル槽で、手前に見えるたま
ごがセットされたケースのブロック単位にクレーンで
吊り上げられて、入れられます。
一定時間(たまごのサイズMS、Mにより異なる)ボイ
ルされた後、引き上げられ、次の工程に送られます。

*味付け工程を行う部屋は、この隣奥にあります。
(非公開)




















L 冷却工程(その1)







ボイル工程を終えたたまごは、次に冷却工程に送ら
れます。
この部屋(放冷室)は、22℃の定温になっており、ゆ
で上がったたまごの放熱と除湿を行います。
























M 冷却工程(その2)







放冷室で、放熱と除湿を行っている様子です。
(マジックパールは常温販売のため、この除湿工程
は重要な工程となっています)

























N 包装工程(その1)







冷却(放冷)工程を経たたまごは、次に包装工程に
送られます。

写真は、明るく、清潔な「包装室」入口の様子です。
























O 包装工程(その2)







「包装室」を外(廊下側)から見た様子です。



























P 包装工程(その3)







包装室は、写真Mの「冷却室」とドアを隔ててつながっ
ています。
冷却室から放熱と除湿を終えた製品がラックで運ばれ
てきます。
























Q 包装工程(その4)







製造された味付ゆでたまごをネットに入れる包装工
程です。
慣れた手つきで、次々に「マジックパール」が完成し
ていきます。

*後ろに「冷却室」のドアが見えます。






















R 包装工程(その5)







ネットに詰めている様子です。
(説明書きの紙と共に手際よく詰められていきます)


























S 包装工程(その6)







3個入り製品の様子です。
この後、ネットの上部をテープで止めて完成です。


























S-1 包装工程(その7)







2個入り製品の包装工程の様子です。



























S-2 出荷工程(その1)







ネット上部をテープで止めた完成品です。
この後、箱詰めにされてKIOSK(キヨスク)などに出
荷されていきます。

























S-2 出荷工程(その2)







最終工程である箱詰め工程の様子です。
(月間100万個の製品を出荷)

ここでは、味付ゆでたまご「マジックパール」以外にも
温泉たまご(カップ入り、パック入り)の製造、出荷を
行っています。























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