＊ゆで卵製造ライン

ゆで卵製造ライン

・ここでは、愛知県小牧市にある「ゆでたまご製造ライン」を見ていきます。

・取材先は、日本国内で最大規模の液卵製造設備を保有している「三州食品（株）」（愛知県小牧市）です。（2001.06.07取材）

・大規模な「ゆでたまご製造ライン」で作られたゆでたまごは、カラを剥かれ、塩味やしょう油味をつけられた卵加工品として出荷されています。（＊2001.10.21追加）

�@ 加工前の原卵

これから加工されるのを待つ原卵（原料卵）が積み
上げられている様子です。
これらのたまごは、加工用といえども、新鮮で品質
の良いものだけが使用されます。

�A「ゆでたまご製造機」の入口

「ゆでたまご製造機」の入口部分の写真です。
ベルトの流れにより、パレット（青いたまごの載った
容器）が写真の右から奥に向かって進んでいます。

奥に見える大きな装置は、「バキュームローダー」と
呼ばれるもので、真空圧を利用してたまごを製造機
にセットしていきます。

�B 製造機入口の「バキュームローダー」

製造機入口の「バキュームローダー」部分のアップ
写真です。
青いプラスチック製パレット１個に３０個（５×６個）の
たまごが載っていますが、この「バキュームローダー」
は５パレット分の１５０個のたまごを一度に、左側にあ
る「ゆでたまご製造機」にセットしていきます。

真空圧により黒い吸盤に吸い付けられたたまごは、
アームのスライドにより、左側のたまごの列にセット
されていきます。

�C 「ゆでたまご製造ライン」（その１）

「ゆでたまご製造ライン」の入口の様子です。
セットされたたまご（生たまご）は、写真の右手前
から左奥に向かって流れています。

写真左側の装置内でボイルされていきます。

�D 「ゆでたまご製造ライン」（その２）

ゆでられたたまごが、「冷却工程」に入る部分の
写真です。
右側の壁の向こうにある装置でボイルされた「た
まご」は、手前にある冷却用の水槽に次々と落ち
ていき、冷却されます。

�E 「ゆでたまご製造ライン」（その３）

ゆでられたたまごが、冷却水槽から上がってきて
いる部分の写真です。
たまごは、右手前から左奥に向かってゆっくりと
流れ、奥の坂をローラーにより登っていき、「殻剥
き工程」に入ります。
（この坂の奥が、殻剥き機のある場所です）

�F 製品のチェック

「ゆでたまご製造機」から、カラが剥かれて出てき
た「ゆでたまご」をチェックしている様子です。

作業者はは、カラが残っていないかなどの製品の
最終チェックを行い、ここを通過した後、製品の包
装工程に移ります。

�G 製品の包装工程

ゆでたまご製品の最終包装の工程です。
容器に調味液（塩味、しょう油味など）と一緒に
詰められ、完成品になります。

�H 完成品の荷姿

製品（プラスチック容器、ダンボール箱）は、
直ちに冷蔵保管された後、出荷されます。

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