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鶏卵総合メーカー施設（その３） |
@ 原卵保管庫
加工処理を待つ養鶏場から運ばれてきたたまご
です。
処理されるまでは冷蔵保管されています。
A エアーシャワー室
加工場内に入る前には、服を着替え、マスク、
キャップ（帽子）をかぶり、手を洗浄した後に、
このエアーシャワー室に入ります。
ここで一定時間、空気のシャワーを浴びて、服
などに付着しているホコリを取ってから入室しま
す。
B 液卵製造施設
サノボ３０００型というデンマーク製のマシンを
使った「液卵製造」施設です。
写真左に見えるマシンが「高速自動割卵機」です。
この「ＳＡＮＯＶＯ ３０００型」高速割卵機は、１台
で毎分５００個の割卵能力（８時間で、約１０トンの
たまごを割卵）があります。
（この工場には２台設置されています）
＊窓越しに撮影
C ゆで卵加工品の殺菌工程
袋詰めされたゆでたまごの殺菌工程です。
青いバスケットの中に、袋詰め（シール）された
ゆでたまごが入っています。
製品が入ったバスケットを積み重ねられた状態
のまま、クレーンを使って熱湯の入った水槽に
浸けているところです。
ここで、規定時間熱湯消毒します。
D 冷却工程
熱湯消毒が終わった後、今度は冷却槽に移して
冷します。
この後、袋入りゆでたまご製品として出荷されま
す。
E パッキング用マシン（その１）
このマシンは、タマゴサラダなどの加工品を真空
パックするための装置です。
「シーラー」とも呼ばれています。
F パッキング用マシン（その２）
上記Hのマシンを反対側から撮影したものです。
（このときは、マシンは稼動していませんでした）
G パッキング用マシン（その３）
パッキング用マシンのパッキング部分のアップ
写真です。
「タマゴサラダ」製品をシールパックの状態にす
るものです。
アームに付いている四角い部分でシール処理
します。
H 装置の煮沸消毒
鶏卵関連加工場では、加工マシン部品を清浄に
保つことが大切です。
１日の稼動が終わったマシンの部品は、このよう
にバラバラに分解され、洗浄後、煮沸消毒されま
す。
安心、安全な製品を出荷するための大切な作業
です。
I 製品出荷倉庫
パックたまご製品などの出荷用倉庫です。
トラックが横付けされた倉庫は、出荷までの品質
を保つために冷蔵倉庫になっています。
J 工場外観
（株）籠谷の工場外観です。
この工場には、ここまでに紹介したような様々な
最新式の鶏卵関連加工マシンが凝縮されてい
ます。
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