＊ＧＰマシン製造工場（その１）

ＧＰマシン製造工場

・平成１３年１０月１３日にＧＰマシン（洗卵選別包装機械）の製造、販売で国内最大シェアを有する「（株）ナベル」（所在地：京都府長岡京市）の見学が実現しました。

・ここでは、「（株）ナベル」（ＮＡＢＥＬ）のＧＰマシン製造施設について見ていきます。（＊2001.11.10追加）

・ナベル社は、１９７９年に国産としては初めての「全自動鶏卵選別包装システム」を開発した企業です。

・ここで製造されているＧＰ関連マシンは、「コンピュータロボット」の思想から開発された最新鋭の装置です。また、センサ技術に優れ、分光分析による「血卵検出」、高速画像処理による「汚卵検査」、音響解析技術による「ひび卵検査」等、３００件を越える特許を保有している企業です。

�@ 工場内全景（その１）

ナベル社の広くて明るい工場内の全景です。
ここで最新鋭のＧＰマシン（洗卵選別包装マシン）
が製造されています。

�A 工場内全景（その２）

きれいに整頓された工場内でＧＰマシンが組み
立てられています。

�B 製造中のＧＰマシン（その１）

ナベル社のＧＰマシンは、ブルーを基調とした
きれいなデザインのマシンです。

�C 製造中のＧＰマシン（その２）

製造中のマシンの様子です。

写真の右手前に見えるのは、パック詰めの際、
たまごの向きをそろえるためのガイドバーの付い
ているコンベアです。

�D たまごトレイ処理機

このマシンは、積み重ねられたたまごトレイ（プラ
スチックトレイ）からたまごを移動させるためのもの
です。

たまごを載せて段重ねしているときは、プラスチック
トレイは交互の向き（１段毎に９０度向きを変える）に
重ねられていますが、このマシンではそのたまごを
処理（バキュームローダーで搬送）した後のトレイの
向きをそろえる機能を持っています。

それにより、利用後のトレイの積み重ねが自動でで
きるようになっています。

�E 洗卵機

ＧＰマシン「洗卵機」の部分です。
内部に回転するブラシがあり、たまごの表面を
ブラッシングすることにより「洗卵」します。

稼動時には、温水と回転ブラシにより、ローラー
コンベア上を流れるたまごを上からブラッシング
してきれいにします。

�F 乾燥機

洗卵（たまごを温水で洗うこと）後のたまごを乾燥
させる部分です。
黒い部分はたまごが移動するローラーのコンベア
です。

�G 乾燥機のローラー

写真左の乾燥機へたまごを移動させるローラー
コンベアのアップ写真です。

黒いローラーの方向に１２列のたまごが、写真の
右手前から左奥に向かって流れます。

�H 洗卵機と乾燥機

「洗卵機」と「乾燥機」がラインとして組み立てられ
ているＧＰマシンの全景です。
中央上部には制御盤が見えます。

�I 選別機

選別機（卵重によりサイズ分けするマシン）の製造
風景です。

写真の奥に向かっている長いラインにたまごが運ば
れ、センサによって卵重が判定されて、サイズ毎の
パッケージのライン（写真の右側の部分）に選別され
ます。

＊この続きは、こちらの施設見学コース「ＧＰマシン製造工場（その２）」をご覧ください。

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