*GPマシン製造工場(その2)



GPマシン製造工場(続き)


*このページは、施設見学コース「GPマシン製造工場(その1)」の続きです。(*2001.11.10追加)


J 製造中の選別機







製造中の「選別機」(卵重によるたまごの選別)
です。
写真の左右の直線部分の下に、たまごを1個ず
つつかむためのアームが並んでいます。
























K 選別機のアーム







選別機のアームのアップ写真です。
このアームが1個ずつたまごをソフトにつかんで
高速で運んでいきます。

NABEL社の経験と技術が生かされた部品の
1つで、これらを含めて、300件を越える特許を
有している企業です。





















L バキュームローダー







たまごを移動させるための「バキュームローダー」
です。
バキュームローダーは、たまごトレー上の30個の
たまごを一度に真空で吸い上げて移動させること
ができます。























M バキュームローダー(アップ)







「バキュームローダー」のアップ写真です。
白く写っている蛇腹(ジャバラ)状の吸引部分が
1つずつたまごを吸い付けます。

移動元で吸い上げて、移動先で吸引を解除する
ことにより、たまごを一度に30個移動させること
ができます。
(1ローダーに5×6の吸引部が付いています)




















N NAEGS 3000







組み立て中のNABEL社の主力製品である
「NAEGS 3000」型です。

NAGESは、「NABEL Efficient Grading System」
の頭文字をとったものです。
この「3000型」は、毎時3万個のたまごを洗卵乾燥、
選別、包装する処理能力があります。

毎時6万個のたまごを処理することができる
「NAEGS 6000」型という上位機種もあります。


















O 完成機の搬出作業







工場内の一角でマシンが搬送用のトラックに
積み込まれているところです。

この工場で製造されたマシンは、検査後に納
入場所に搬送され、設置、現場調整を経て、
稼動します。






















P 洗卵用ブラシ部品







洗卵機に使われる洗卵ブラシ部品です。
白色、緑色、黒色のブラシが並んでいるのが見え
ます。

























Q 重量判定用の部品







たまごを格付け(1個の重量によりサイズ分けする
こと)する際の重量判定用部品です。

電磁コイルの中をコア(鉄芯)が、たまごの重みで
わずかに移動するときの「電磁誘導」を利用してい
ます。

GPマシンの重要なセンサ部品の1つです。




















R ヒビ検知用センサ部品






「自動ひび卵検査装置」に使われているセンサです。

実際に装置に装着されるときは、この写真とは上下
反対に取り付けられ、白い太鼓のバチ状のセンサが
下を通るたまごのカラを軽く叩いてヒビがないかを検
査します。

たまごはコンベアにより、このセンサの下を回転しな
がら通過する際に、1個あたり16回叩かれ、その音
響によりヒビが入っていないか判定されます。
(ひび卵特有の濁音を音響分析して判定)
これにより、人の目では発見できないようなヒビの検
知が可能となりました。

NABEL社の特許の1つです。














S 日付シール貼付機







NABEL社製の日付シール(たまごの頭に丸い
シールが貼ってあるもの)貼付マシンです。


























S-1 リモート診断用PC







工場内の事務所に設置されている「リモート診断
用」のパソコンです。

実際にGPセンターで稼動しているマシンと電話回
線を通じて接続することにより、稼動状況や不具合
発生時の診断を行い、すばやい対応ができるように
なっています。






















*この工場で生産されたマシンを設置しているGPセンターの内部の様子は、こちらの施設見学コース「GPセンター」をご覧ください。




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