*ウインドウレス鶏舎の内部



ウインドウレス鶏舎(内部)


*このページは、施設見学コース「ウインドウレス鶏舎(外部)」の続きです。(*2001.10.21追加)


ここでは、最新式のウインドウレス鶏舎の内部を見ていきます。取材先は、愛知県小牧市に本社のある鶏卵加工会社「三州食品(株)」の保有している額田(ぬかた)ファームです。この農場は、鶏舎とGPセンターがローラーコンベアにより直結された「インライン式」農場となっています。産卵されたたまごは、自動的にコンベアにより同じ敷地内にあるGPセンター(洗卵選別包装施設)に運ばれ、箱詰めされます。
(*2002.10.12取材)


@ 鶏舎内の制御盤(その1)







ウインドウレス鶏舎内にある制御盤です。
コンピュータにより、温度、湿度、光量などの制御
を行っています。

























A 鶏舎内の制御盤(その2)







制御盤にあるディスプレイでは、鶏舎の環境の
記録データをはじめ、集卵時にセンサーにより
カウントされた産卵数データを見ることができま
す。
これらのデータは、コンピュータに記憶され、時
系列の統計データとして利用されます。






















B 鶏舎内の様子(その1)






鶏舎内の鶏(にわとり)の様子です。
鶏は、ケージと呼ばれるカゴに入れられており、
その中から首を出して、「エサとい」に入っている
エサをついばんでいます。

産み落とされたたまごは、ケージの底面を転がり、
「エサとい」の下にあるベルトの上に乗ります。
決められた時刻になると、このベルトが作動して
集卵(たまごを集めること)します。
たまごは、、この写真の奥から手前に向かって流
れていきます。


















C 鶏舎内の様子(その2)







エサをついばんでいる鶏の様子です。
「ケージ飼い」養鶏では、この写真のように鶏を
入れるカゴを積み重ねることによって、多くの鶏
を飼育することができます。
この鶏舎は、縦に5段のケージがあります。























D 鶏舎内の様子(その4)







ケージに入っている鶏と集卵ベルトに乗っている
たまごの様子です。


























E 鶏舎内の様子(その5)







集卵ベルトの上にたくさんのたまごが乗っている
のが確認できます。

ウインドウレス鶏舎では、内部に設置された電灯
により光量を調整して、昼と夜の環境を作ります。























F 鶏舎内の様子(その6)







ベルト上のたまごは、手前に向かって集められ、
カウンターによりコース(列)毎の産卵数を数えら
れた後、エレベータ機構により、下のほうに送られ
て行きます。
























G 鶏舎内の様子(その7)







鶏舎内の端に設置されているエレベータ機構
です。この装置は、集卵ベルトにより写真手前
に集められたたまごを上から下に下ろし、一ヶ
所に集めます。
黄色い櫛(クシ)状のエレベータ機構の中をた
まごが移動している様子が見えます。

この後、各集卵ベルトから集められたたまごが
合流し、1つの大きな流れとなって鶏舎から搬
出されていきます。



















*この続きは、こちらの施設見学コース「インラインGPセンター」をご覧ください。




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